訪日中国人、20年後に恩恵1.6兆円

今日の日経産業新聞から
「中国からの訪日社は2025年に現在の約10倍の617万人に達する」。日本総合研究所が中国の一人当たりGDP人民元の対ドル相場予想などを織り込み、こんなリポートを発表した。その結果、2025年時点での中国の訪日者による経済押し上げ効果(旅行受取と運輸受取の合計)を2005年の10.7倍の約1兆6千億円とはじいた。少子高齢化に悩む宿泊、小売り、飲食業界などにとっては朗報。しかし、国際観光振興機構の調べでは、中国からの観光客は他国・地域からの観光客に比べ関東、関西の大都市圏志向が極めて高い。「観光客の関心が、都市圏でのショッピングや飲食に集中していることが一因だ」(日本総研)。地方の観光関連産業が恩恵を享受するには、北海道が「雄大な自然」をアピールし香港の観光客を集めているような、独自の情報発信が必要なようだ。
我がふるさと、松山にも多くの中国人観光客を誘致したいものだ。